私の通知表

学習塾型の学童保育をはじめて10年が経ちました。

それ以前は、2人の子供を学校まで迎えに行き、放課後の時間を園で過ごすという単純な学童保育をしていました。

せっかくなら…と勉強を教えたり、水泳やスキーを教えたり…と現在の基盤を作っていきました。

当初は小学3年生までとしていましたが、まだ成長をサポートしていきたいとの欲も出てきてしまうものです。結局、6年生まで受け入れるようになりました。

元々、市内の有名学習塾に勤めていたことがきっかけではじめたことですが、なにせ小5・6・中学生の社会科と中学英語しか経験はありませんでした。

ただ、ベテランだって?の頃がありますし、始めないことには経験も積めません。
そんな勢いで始めましたσ^_^;

卒園児しか受け入れていなかったので、毎年一つの学年が増えていきました。
そんなペースも経験を積んで行く上で良かったと思います。

最初の頃は、自分も未熟でスムーズに伝えられなかったのでは、わかりやすく説明できなかったのでは…と時々振り返ります。

授業の時に流れる冷や汗ほど、辛いものはありませんʅ(◞‸◟)ʃ

ただ、そういう経験があったからこそ、二度と同じ轍は踏まないと決意するものでもあります。

10年という時を経て、これだけは絶対にわかってもらいたいというものもできてきました。

そんな中、スキー指導や水泳指導も取り入れました。

教えることは大変なことではありますが、大きく変わるとも読むことができます。

力を尽くすほど、それに応えてくれる子供達の努力が何よりも支えとなって、自分を動かす原動力になってくれています。

これほど、嬉しいものはありません。

また、そういう頑張ってくれる子供達の姿勢が、新しいことに取り組ませてあげたいという気持ちの元になるものです。

得意の前置き長〜い文章ですが、

私の通知表の一つ

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が先日届きました。

小3〜6が受験した小学生学力コンクールの総合資料。

全体の成績データだけではなく、成績上位者の氏名が掲載されています。

今回は…
12人中6人の名前が掲載されました。

二教科(国算)・四教科(国算社理)の合計点の上位者、科目ごとの上位者で見ると延べ10項目に名前が掲載されました。

前回4月に史上初めて100点満点が出ましたが、今回も別の児童が100点をとることができました。

その児童は、3年生〜4年生の中盤くらいまでは特段勉強をしていなくても、成績が良かったのですが、学校の宿題・塾の課題程度の勉強だけでは、徐々に成績が下がってきてしまいました。

それから、本人曰く学校の先生が厳しいらしく、家庭学習をやって出さなければならないことも、勉強の習慣の一つになっていると思います。

決して厳しいのではなく、これから先の将来を見据えて…の本当の優しさだと思います。

また…
かつて全道23位をとった同学年の子に負けてたまるか…と奮起。

ほぼ毎日、滞在時間のほとんどを勉強に費やしています。

その甲斐あって、今回は過去最高だった偏差値まであと一歩と迫ってきました(✿◖◡◗)ノシ

結果を褒め称えた後、

「先生ー! 頑張ったしょー」
「おう、頑張ったね。でも、あなたは才能がないからね」
「えっ…」(悲)
「そのかわり努力の天才だ‼️」

と結果に一喜一憂して欲しくないので釘を刺しつつ、努力を継続できるよう言葉もかけました。

うちに通ってきてくれている小学生たちは、原則卒園児のみ。
長い子で年少から教えてきているし、少人数で教えていますので、そう考えるともっともっと上位者を輩出させてあげていいはずです。

子供たちの伸びも自分次第です。

新たな初心を持ってチャレンジしていきたいです。

小学生を連れて畳工場見学に行ってきました(^o^)/

先週末から小学生が夏休みに突入。
水泳指導・夏期講習会授業・グレステンスキー指導と毎日充実させていただいています。

自分は今のところ、8/15まで完全な休日無しです(◍•ᴗ•◍)ゝ

いつもは学校が終わってからなので、ちょっと疲れて来ている小学生もこの期間は朝からにぎやかです(✿◖◡◗)ノシ

毎年、夏休みは小学生の自由研究のフォローをしていますが、今年は関畳店様で畳工場見学&ミニ畳製作をさせていただきました。

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昨年、園児たちが見学&ミニ畳製作体験をさせていただきましたが、今年は小学生18名が参加。

お忙しい中…しかも二部に分けて実施していただきました。

畳は奈良時代から使われていたそうで、歴史を学んでいる小6にとっては、1300年という時の長さを実感できたのではないでしょうか?

また、歴史上の人物、聖武天皇や愛用の品を保管していた正倉院の名が出てきたことで、より身近にも感じたことと思います。

また、畳の原料となるい草は、全国の生産量を熊本県が73%も占めているようで、県名を覚えた小5生にも生きる題材として、いい勉強になったと思います。

工場では、畳床に畳表を縫い付ける場面やヘリを縫い付ける様子を見学させていただきました。

一枚の畳ができるまでおよそ10分。

発明することの大切さや機械が持っている性能から受ける恩恵というのは、計り知れないものがあります。

もちろん、機械のなかった時代に手作業で作り上げてきたという伝統技術があってこそ。

ましてや、一枚の畳表には8000〜9000本のい草が使われているそうですから、手で編み込むとなると相当な時間を費やしていたことでしょう。

そんなことを考えているうちに、ミニ畳の製作時間。

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和紙で出来た畳表は色々な色があり、やい草で出来た畳表はい草の香り…みんな悩みながらも選んで、さらには思い思いのヘリを選択して畳床に取り付けました。

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見学も十分に勉強になりましたが、製作もまた楽しんでいました。

希望者は…
低学年はミニ畳を土台に飾るものを製作。

高学年は見学内容をレポート作成。

夏休みの自由研究課題を充実したものにしたいと思います。

お邪魔させていただきました、関畳店様、そして企画してくれたあさみ先生。本当に有難うございました。園児たちとはまた違った角度からお話をしていただけて、子供達も本当に勉強になりました。

なんとか形にして、素晴らしい自由研究になるようもうひと踏ん張りします(✿◖◡◗)ノシ

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